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【活動報告】労働・住まい・生活保護・多重債務何でも相談に電話殺到! 更新日:2008.12.24(水)

◇ 全国一斉年越し相談会が開かれた。九州全体の相談を大分会場で引き受けたが、午前10時から午後5時までで52件の相談があった。そのうち、派遣切りの相談が15件を占めた。大分キヤノンの減産に伴う下請け企業の雇い止め・派遣切りが少なくとも9件あった。中には、6ヶ月の契約社員であるのに、最初の1ヶ月余りで辞めるように言われ、今年いっぱいで社宅も出るように言われているというひどい事案もあった。明日から、来所相談を受け付けることになる。
◇ キヤノンは雇用創出ということで誘致され、県や市から多大な優遇措置を受けて来たはずだ。それが不況になると簡単にたくさんの人たちの首を切るというのでは無責任きわまりない。結局、行政が尻ぬぐいをしなければならないのでは、企業としての社会的責任とは何なのかと言いたくなる。
◇ 解雇問題の相手は下請け企業ということになるが、何とかキヤノン本体に対する責任追及もできないのか、考えてみたい。 
 
【活動報告】日掛け金融セントラル信用の破産申立をしました。 更新日:2008.11.30(日)

◇ 日掛け金融業界最大手で大分市に本店を置いている有限会社セントラル信用は、九州・四国・中国各地に支店を置き、多くの自営業者に年54.75%の特例金利で貸付をして、膨大な利益を上げてきましたが、2006年末の貸金業法改正で日掛け金融の業態が廃止される方向となったことから、事業を縮小し、今年5月には貸金業の登録も抹消しました。そして、債権回収は行いながら、長年取引して多額の過払い金返還請求権を有している顧客に対しては、判決が出ても過払い金の返還をしようとしません。
◇ そこで、11月27日に、過払い金返還請求権を有している顧客合計61名、債権額合計1億2441万円で、セントラル信用の破産申立を大分地方裁判所に行いました。裁判所に破産管財人を選任してもらい、適正にセントラル信用の資産を債権者に分配してもらい、また代表者らの責任を追及してもらうことが目的です。
◇ 日掛け金融に対するこのような破産申立は全国的に初めての試みです。貸金業者の逃げ得を許されないために、今後も、厳しい対応をしていきたいと考えています。
 
【弁護士河野の日常】子どもいじめ虐待相談センター・大分がNPO認証1周年記念集会を開催 更新日:2008.11.16(日)

◇ NPO子どもいじめ・虐待相談センター・大分がNPO認証1周年記念集会を11月15日にアイネスで開催した。
◇ 昨年8月から相談活動を開始し、11月28日にNPOの認証を受け、1年が過ぎた。毎週水曜の午後4時〜7時に電話と来訪で相談を受け、毎週第1水曜の午後7時から定例研修会を行い、メール相談も受け付ける。出前講座にも出かける。このような日々の活動を継続することは大変なエネルギーが必要だ。ただひたすらいじめや虐待で苦しむ子どもたちの力に少しでもなりたいという気持ちだけで続けて来た。僅か10人ほどの相談員だが、この活動を続けようという強い気持ちでつながっている。
◇ 記念講演には九州ルーテル学院大学准教授の安達圭一郎さんに「現場に生きるカウンセリング」と題する講演をしていただいた。この世界を「生きにくい」と感じている人たちに対して、支援者が「彼らの世界に同居し、彼らと歩んでみよう」という気持ちを持つことがカウンセリングなのだということ、そして、支援者が陥りがちな「逆転移」が「生きにくさ」を再生産してしまうのだということを、わかりやすく丁寧にお話しいただいた。無意識の中に私たちの心の中にも存在する「逆転移」に気付くことの重要性を学んだ。
◇ これからの1年、少しずつで良いから力を付けて、さらに子どもたちや親たちと共に歩んで行けるようにしていきたい。
 
【弁護士河野の日常】全国クレサラ被害者交流集会が秋田で開催。きりたんぽに満足。 更新日:2008.11.09(日)

★ 11月8日から9日にかけて全国クレサラ被害者交流集会が秋田市で開催された。新人の福井弁護士と新人事務職員6人と一緒に参加した。
★ 前夜に秋田に入り、郷土料理店に行ったが、「稲庭うどん」「はたはた」や「きりたんぽ」などに満足。きりたんぽは鍋に入れるのが定番のようだが、大分の「だんご汁」の「だんご」と同様、きなこにつけて食べても美味しいのではないかと思った(「やせうま」です。)。秋田の人に聞いたが、きなこにつけて食べる習慣はないとのこと。秋田の方、一度試してみてください。
★ 8日の夜は私の好きなワインを飲もうと、ネットで探して「ワイン酒場ルヴァン」に行った。こぢんまりとしたヨーロッパ風の内装に12席ほどの店だが、ワインの品揃えも良く、安くて美味しい〔これが大事。〕フランスワインを楽しめた(018-825-0539)。
★ 近々また秋田に行きたいと思うような良い旅だった。
 
【活動報告】人権大会シンポジウム「労働と貧困」が開催される! 更新日:2008.10.03(金)

◇ 今年1月から準備がなされて来た日弁連人権大会シンポジウム「労働と貧困〜拡大するワーキング・プア」が10月2日富山教育文化会館で開催され、688名の参加を得て充実した内容で成功に終わった。
◇ シンポジウムでは、非正規雇用、特に派遣労働の問題が取り上げられた。正社員より地位が不安定であるのに、賃金は正社員より遙かに低く抑えられ、正社員には無い差別的待遇を受けているという矛盾。欧米では「短期雇用」と表現されているのに、日本では「派遣労働」と表現されていることによって本質が隠されている問題。労働組合がこの問題について真剣に取り組んでこなかったことによって、労働者全体の地位が引き下げられてしまった現状などが論じられた。
◇ 日弁連は経営者側の弁護士も多数登録している強制加入団体である。しかし、このような労働者の「人権」が侵害され、生活が脅かされている状況で、弁護士が非正規雇用問題に無関心でいることは許されない。
◇ 3日の人権大会では、「貧困の連鎖を断ち切り、すべての人が人間らしく働き生活する権利の確立を求める決議」が満場一致で採択された。今後は、日弁連に「貧困問題」に関する委員会が作られ、立法提言・改正運動などを行っていくことになる。
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弁護士法人 おおいた市民総合法律事務所